句動詞(群動詞)一覧|put on・take offの語順を例文でわかりやすく解説

「立ち上がる」「服を脱ぐ」「電気をつける」——こうした身近な動作の多くは、〈動詞+副詞〉のまとまり、つまり句動詞(群動詞)で表します。さらに英語には、決まった前置詞とセットで覚える形容詞・動詞も数多くあります。

この記事では、よく使う句動詞(群動詞)を一覧表でまとめたうえで、最大のポイントである目的語の語順(put it on / ×put on it)を、例文でわかりやすく解説します。

✅ この記事でわかること

  • よく使う句動詞(群動詞)の一覧表(意味・例文)
  • 名詞と代名詞で変わる語順(put on my coat / put it on)
  • `afraid of` `good at` など形容詞+前置詞のセット表現
  • `listen to` `look for` など動詞+前置詞のセット表現

目次

句動詞(群動詞)一覧表(意味と例文)

〈動詞+副詞〉のまとまりを句動詞といいます。まずは方向を表す副詞(in / out / up / down など)と、目的語を取る代表的な句動詞を一覧でつかみましょう。

句動詞意味
get in / out中へ入る/外へ出るgot in / looked out
get on / fall off乗る/落ちる・降りるgot on / fall off
stand up / sit down立ち上がる/座るstood up / sit down
run away / come back逃げる/戻るran away / come back
put on / take off〜を身につける/脱ぐput on my coat
turn on / off〜をつける/消すturn on the heater
pick up / put down〜を拾う/置くpick up / put down
bring back / give back〜を返すgive it back

(8) She stood up and closed the door.(彼女は立ち上がってドアを閉めた。)

(9) The cat ran off.(猫は逃げ去った。)

(10) Someone called my name, so I looked back.(名前を呼ばれたので振り返った。)

以下では、句動詞で最も重要な「語順のルール」から詳しく見ていきます。


名詞と代名詞で変わる語順(早わかり)

目的語を取る句動詞では、目的語が名詞か代名詞かで語順が変わります。これが句動詞の最大のポイントです。

目的語語順
名詞どちらでも可put on my coat/put my coat on
代名詞動詞+代名詞+副詞のみput it on(× put on it)

名詞なら副詞の前でも後ろでもOKですが、代名詞(it / them など)は必ず動詞と副詞の間にはさむのがルールです。

(11) Here are your shoes. Put them on.(靴だよ。履いて。)

(14) You can borrow my pen, but please give it back.(ペンを借りていいけど、返してね。)

`put on them` や `give back it` とは言えません。ここは並べかえ問題で頻出です。

(13) It was cold, so I turned on the heater.(寒かったので暖房をつけた。)


afraid of / good at|形容詞+前置詞

特定の形容詞は、決まった前置詞とセットで使います。組み合わせをまとめて覚えることが重要です。

表現意味
afraid of〜が怖い
good at / bad at〜が得意/苦手
interested in〜に興味がある
different from〜と異なる
full of〜でいっぱい
married to〜と結婚している

(1) Leo is bad at math, but good at music.(レオは数学は苦手だが音楽は得意だ。)

(2) I’m not interested in cooking.(料理には興味がない。)

同じ形容詞でも、後ろが人かものかで前置詞が変わるものもあります。`angry at 人`/`angry about 物`、`sorry for 人`(気の毒)です。

(3) Why are you shouting at me?(なぜ私に怒鳴っているの?)

(4) It was nice of you to help us.(手伝ってくれて親切でしたね。)


listen to / look at|動詞+前置詞

特定の動詞も、決まった前置詞とセットで使います。日本語の感覚では前置詞が抜けやすいので注意しましょう。

表現意味表現意味
listen to〜を聞くlook at〜を見る
look for〜を探すwait for〜を待つ
belong to〜のものだtake care of〜の世話をする
think about / of〜を考えるask 人 for人に〜を頼む

(5) I’m looking for Sara. Did you see her?(サラを探している。見かけた?)

(6) Look after the baby.(赤ちゃんの世話をして。)


つまずきポイント:前置詞を「取る/取らない」を混同しない

日本語につられて前置詞を入れたり、逆に落としたりするミスが多発します。

① call / email / text は前置詞なしで直接目的語を取る

`listen to` につられて `call to` としないよう注意。call・email・text は前置詞を取りません。

(7) I have to call the office.(会社に電話しなければ。)〔× call to〕

② 代名詞は句動詞の間にはさむ(再確認)

`put it on` は正しく、`put on it` は誤り。代名詞のときは語順が固定される、と押さえておきましょう。

(12) Your shoes are muddy. Clean them.(靴が泥だらけだ。きれいにしなさい。)


ミニ確認問題

問題(クリックで解答)

A. 適切な前置詞を入れなさい。

  • She is afraid ( ) spiders.
  • Are you good ( ) math?
  • This room is full ( ) books.

B. 前置詞を入れなさい(不要なら×)。

  • Listen ( ) me.
  • I’ll call ( ) you tonight.
  • We waited ( ) the bus.

C. 適切な副詞を入れなさい。

  • Please sit ( ).
  • He’ll be ( ) on Monday.(戻る)
  • I usually get ( ) at 7:00.(起きる)

D. 正しい語順に並べかえなさい。

  • turn / it / off(その番組を消して)
  • put / on / your shoes

解答

  • of / 2. at / 3. of / 4. to / 5. × / 6. for / 7. down / 8. back / 9. up / 10. turn it off / 11. put on your shoes(または put your shoes on)

まとめ

  • 句動詞(群動詞)は〈動詞+副詞〉のまとまり(stand up / put on / turn off など)
  • 目的語が名詞なら語順は自由、代名詞なら動詞と副詞の間(put it on / × put on it)
  • `afraid of` `good at` など形容詞+前置詞はセットで暗記する
  • `listen to` `look for` など動詞+前置詞は前置詞の脱落に注意。逆に call / email / text は前置詞不要

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