「共通テストの英語対策は、結局何をすればいいのか」——そう迷っている受験生・保護者のための記事です。共通テスト英語は、センター試験までの「文法・発音問題」から一変し、リーディングは全問が読解、リスニングは1回読みが中心という「情報処理型」の試験に変わりました。対策の方向性を間違えると、単語も文法も仕上げたのに点数が伸びない、という状態に陥りがちです。
リーディング・リスニングそれぞれの詳しい対策は、共通テスト英語リーディング完全ガイドと共通テストリスニング完全ガイドにまとめています。
この記事では、リーディングとリスニング双方の対策ポイントを簡潔に整理したうえで、多くの受験生がつまずく「独学の限界」と、それをどう乗り越えるかまでを解説します。制度そのもの(日程・科目・配点の基本)を先に確認したい方は、共通テストの基礎知識ページもあわせてご覧ください。
対策全体の進め方を学年別ロードマップで俯瞰したい方は、共通テスト対策 総合ガイドから読み始めるのがおすすめです。
共通テスト英語の構成と配点|まず「敵」を知る
対策の第一歩は、試験の形式を正確に把握することです。
- リーディング:試験時間80分/100点満点。大問1〜6まですべてが長文・図表の読解問題で、発音・アクセント・文法単独の設問は出題されません。英文の総語数は約6,000語規模とされ、「速く正確に読む力(速読力)」が得点を左右します。
- リスニング:解答時間30分/100点満点。前半の大問は2回読み、後半は1回読みが基本で、聞き逃しがそのまま失点につながるシビアな設計です。
- 合計200点満点。多くの国公立大学ではリーディングとリスニングを1:1で扱いますが、比率は大学ごとに異なります。志望校の配点は必ず確認してください。
センター試験時代との最大の違いは、「知識を問う問題」が減り、「限られた時間で大量の情報を処理する力」を問う試験になった点です。だからこそ、単語帳を1冊終えただけでは高得点に届きません。
共通テストの英語は英検何級レベル?
よくある質問が「共通テストの英語は何級レベルですか?」「英検何級レベルですか?」というものです。
一般的な目安として、共通テスト英語は英検2級(高校卒業程度)が土台となり、8割以上の高得点を狙うには英検準1級レベルの語彙力・速読力が有利とされています。ただし、共通テストと英検の間に公式な級の対応表があるわけではないため、あくまで学習の指標として捉えてください。
逆に言えば、英検対策で培う「4技能をバランスよく使う力」は、共通テスト英語ともそのまま重なります。英検の勉強をしっかり積んでいる受験生ほど、共通テストのリーディング・リスニングでも安定しやすい傾向があります。英検の級別の目安や勉強法は、姉妹サイトの英検専門サイト(eiken.jena-academy.com)もあわせて参考にしてください。
【リーディング】対策の3つのポイント
リーディングは「読める」だけでは足りず、「時間内に読み切る」ことが求められます。
1. 語彙と文法を「瞬時に処理できる」状態にする
1語ずつ和訳して意味を確認しているうちは、80分では読み切れません。単語・熟語・基本文法を「見た瞬間に意味が浮かぶ」レベルまで自動化することが、速読の前提条件です。
2. 「情報検索」の読み方に切り替える
共通テストのリーディングは、設問で問われている箇所を本文から素早く探す「情報検索型」の解き方が有効です。全文を精読するのではなく、設問→該当箇所→答えの往復を速くする練習を重ねましょう。
3. 本番形式の演習で時間配分を体に染み込ませる
最終的にモノを言うのは、時間を計った過去問演習です。大問ごとの目標タイムを決め、本番と同じ80分で解き切る練習を繰り返してください。年度別の過去問は共通テスト過去問一覧からダウンロードできます。
【リスニング】対策の3つのポイント
リスニングは配点100点と大きい一方で、対策を後回しにされがちな分野です。
1. 「1回読み」への耐性をつくる
後半の大問は1回しか読まれません。1回で要点をつかむ集中力は、日々のトレーニングでしか身につきません。
2. シャドーイングとディクテーションで「音」に慣れる
聞こえた英語を追いかけて発音するシャドーイング、書き取るディクテーションは、リスニング力を底上げする王道メソッドです。英文を「文字で読めば分かるのに、音では聞き取れない」ギャップを埋めます。
3. 過去問の音声で本番のスピードに慣れる
最終仕上げは、本番と同じ音声での演習です。イエナアカデミーでは46年分の共通テスト・センター試験のリスニング音源を年度別に用意しています。音源を使った具体的な演習手順はリスニングの音声で過去問演習する方法で詳しく紹介しています。
共通テスト英語の対策はいつから始めるべき?
「共通テストのリーディング対策はいつから始めればよいですか?」という質問も多く寄せられます。
結論から言うと、速読やリスニングの本格対策は高2の冬〜高3のスタート時期が目安です。ただしその前提として、単語・文法という「基礎の完成」が高2までに終わっていることが理想です。基礎が固まっていない状態で過去問演習に入っても、点数は安定しません。
「今の自分がどの段階にいて、いつ何を始めるべきか」は一人ひとり違います。学年別の詳しいロードマップは共通テスト対策 総合ガイドで確認できます。
独学の限界|なぜ点数が伸び悩むのか
参考書も問題集も揃えたのに、模試の英語だけが伸びない——これは独学でよく起こる壁です。原因は主に3つあります。
1. 速読が「自己流」になっている:読むのが遅い本当の原因(語彙不足なのか、返り読みの癖なのか)を、自分では診断しにくい。 2. リスニングの弱点が放置される:どの音が聞き取れていないのかを客観的に指摘してくれる相手がいない。 3. フィードバックがない:解いたあとの「なぜ間違えたか」の分析が甘く、同じミスを繰り返す。
独学は自由度が高い反面、「間違った努力」に気づけないまま時間だけが過ぎるリスクを抱えています。共通テストまでの時間は有限です。
速習指導で伸びる理由|イエナアカデミーの英語
イエナアカデミーの英語速習指導は、この「独学の壁」を埋めるために設計されています。
- 一人ひとりの弱点を診断:速読が遅い原因、聞き取れていない音を特定し、あなた専用の対策メニューに落とし込みます。
- 基礎から入試までを一気通貫:単語・文法という土台から、共通テスト形式の演習まで、遠回りせず最短距離で積み上げます。
- 4技能ベースで根本から伸ばす:小手先のテクニックではなく、読む・聞く力そのものを鍛えるため、本番でも崩れにくい実力がつきます。
「対策の方向性が合っているか不安」「残り時間で何を優先すべきか知りたい」という方こそ、一度プロの診断を受ける価値があります。
よくある質問(FAQ)
Q. 共通テストの英語は何級レベルですか?
A. 一般的な目安として、英検2級(高校卒業程度)が土台、8割以上の高得点には英検準1級レベルの語彙・速読力が有利とされます。公式な級の対応表はないため指標として捉えてください。
Q. 共通テストは英検何級レベルですか?
A. 上記のとおり、おおむね英検2級〜準1級の範囲が目安です。リスニングも配点が大きいため、4技能をバランスよく鍛えることが得点の安定につながります。
Q. 共通テストのリーディング対策はいつから始めればよいですか?
A. 速読の本格対策は高2の冬〜高3が目安です。前提として、単語・文法の基礎を高2のうちに固めておくと、演習の効果が大きく高まります。
Q. 英語対策は何から始めればいいですか?
A. まずは単語・文法の「瞬間処理」を仕上げること。そのうえで時間を計った長文演習とリスニング演習に進むのが王道です。自分の現在地が分からない場合は、診断を受けてから優先順位を決めるのが近道です。
まとめ:正しい方向に、最短距離で
共通テスト英語は、リーディングの速読力とリスニングの1回聞き取り力という「処理速度」を問う試験です。単語・文法という基礎を固めたうえで、本番形式の演習で時間配分と耳を仕上げていく——この順番を守れば、点数は着実に伸びます。
そして、その努力の方向を間違えないための最短ルートが、プロによる診断と伴走です。
### 英語の伸び悩みを、速習指導で突破する
イエナアカデミーの英語速習コースでは、あなたの弱点をピンポイントで診断し、共通テスト本番までの最短ルートを一緒に設計します。「今のやり方で間に合うのか」を確かめる無料相談から、まずは一歩踏み出してください。
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