「共通テストのリーディング、何から手をつければいいか分からない」「勉強しているのに点が伸びない」——リーディングは、やる順番を間違えると努力が空回りしやすい科目です。逆に、正しいロードマップに沿えば着実に伸びます。
このページでは、共通テスト英語リーディングの勉強法を「いつから・何を・どの順番で」の視点で段階別に整理します。参考書選びはおすすめ参考書レビュー、全体像はリーディング完全ガイドをご覧ください。
この記事の要点
- 伸ばす順番は①単語・文法 → ②1文の速読 → ③長文の速読 → ④本番形式。
- 「時間が足りない」は多くが基礎不足のサイン。テクニックより土台を優先。
- 8割の壁は速度、9割の壁は設問処理の精度(根拠の取り方)で超える。
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いつから始めるべきか
| 時期 | やること |
|---|---|
| 高1〜高2 | 単語・文法の土台づくり。易しめの長文に毎日触れる |
| 高3・春〜夏 | 読み方の型を入れる(入門書)→ 形式慣れ(レベル別問題集) |
| 高3・秋〜冬 | 過去問・実戦問題集で本番形式。時間内に解く練習 |
| 直前期 | 弱点の大問を集中演習。時間配分の最終調整 |
ポイントは、土台(単語・文法)と長文接触を早く始めること。土台がないまま過去問を解いても「読めない→時間が足りない」の悪循環になります。学年別の全体設計は共通テスト対策はいつから?も参考にしてください。
勉強法の4ステップ
ステップ1:単語・文法の土台を固める
リーディングの土台は語彙と文法です。知らない単語だらけ・文構造が取れない状態では、どんな読解テクも効きません。まずは共通テストレベルの単語帳・文法を一通り仕上げましょう。ここが抜けている人ほど、読解演習より先に戻る価値があります。
ステップ2:1文を速く正確に読む
土台ができたら、1文を前から意味を取って読む練習です。返り読み(後ろから訳す)をやめ、スラッシュで区切りながら前から処理する感覚を養います。音読を繰り返すと、処理速度が上がります。
ステップ3:長文をまとまりで読む
1文が読めても、長文で内容を保持できないと失速します。段落ごとの要点をつかむ読み方(パラグラフの主張を追う)を練習し、図表・複数資料の照合にも慣れます。
ステップ4:本番形式で時間内に解く
過去問・実戦問題集で、80分の中で解き切る練習をします。時間配分の具体的な組み方は共通テスト英語の時間配分を参照。時間が足りない場合は速度そのものが課題なので、速読トレーニングへ。
点数帯別・やるべきこと
| 現在地 | 壁の正体 | やるべきこと |
|---|---|---|
| 〜5割 | 単語・文法の不足 | 土台の徹底(ステップ1へ戻る) |
| 6〜7割 | 読む速度の不足 | 音読・速読で処理速度を上げる |
| 8割前後 | 長文での失速・設問処理 | 段落把握、根拠の照合を意識 |
| 9割〜 | 取りこぼし(引っかけ・照合ミス) | 事実と意見の区別、複数資料の統合を精密に |
8割の壁は速度、9割の壁は精度と覚えておくと、次にやることが明確になります。
解く順番・「全部読まない」の考え方
「全部読まないで解く」「後半から解く」といったテクニックは、基礎が固まった上級者が時間を作るための最終手段です。土台が未完成なうちに飛ばし読みへ逃げると、根拠を取り違えて失点します。
まずは全文を速く正確に読める力を作り、その上で「先に設問を見る」「配点の高い後半に時間を残す」など、自分に合った順番を固めていきましょう。大問ごとの解き方は大問別攻略にまとめています。
「読めない・伸びない」ときのチェックリスト
- 単語・文法の土台が穴だらけのまま演習していないか
- 返り読みの癖が残っていないか(前から読めているか)
- 音読・多読など速度を上げる練習をしているか
- 設問の根拠を本文から照合しているか(なんとなくで選んでいないか)
- 過去問で時間を計って解いているか
当てはまる項目が、今日の課題です。
よくある質問(FAQ)
何から始めればいいですか?
単語・文法の土台が最優先です。土台ができたら読み方の型(入門書)→形式慣れ→本番形式の順に進めます。
8割から9割に上げるには?
8割の壁は速度、9割の壁は設問処理の精度です。9割を目指すなら、事実と意見の区別・複数資料の照合を丁寧に行い、取りこぼしを潰しましょう。
独学でも伸ばせますか?
可能ですが、読み方・根拠の取り方が自己流で固まるリスクがあります。次項もご覧ください。
時間が足りない場合は?
配分の工夫より、まず読む速度を上げる必要があります。詳しくは速読トレーニングへ。
勉強法を「毎日の習慣」にする
正しい順番が分かっても、続けられなければ伸びません。そして自己流だと壁で止まりがちです。
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