鉄緑会の指定校とは?一覧【2026年時点】と免除の仕組み・指定校以外からの入り方

この記事で分かること(3行サマリ)

  • 鉄緑会の「指定校」とは、その学校への合格(進学予定)が入会選抜試験の免除につながる学校のこと。ただし免除されるのは中1の4月期入会のみです。
  • 公式サイトは指定校一覧を常時公開していません。2026年時点の公開情報では、開成・桜蔭・筑波大駒場・麻布・聖光学院など首都圏の最難関15校が指定校とされています(年度により見直しあり)。
  • 指定校でなくても入会選抜試験に合格すれば入会できます。「指定校=入会条件」ではありません。

「鉄緑会の指定校ってどこ?」「うちの子の進学先は指定校に入っている?」「指定校じゃなければ諦めるしかない?」——中学受験の学校選び・合格発表の時期に必ず増える疑問です。

この記事では、東大受験指導専門塾・鉄緑会の指定校制度について、公式の入会案内で確認できる事実と、公開情報ベースの一覧(確認方法つき)を分けて整理します。

目次

指定校とは何か——公式ルールの確認

鉄緑会の2026年度新中1向け入会案内には、次の趣旨の記載があります。

指定校の合格者(進学予定者)は、中1の4月期の入会に限り、指定校合格がオープンコースの合格に相当するものとみなされ、入会選抜試験が免除される。

ポイントは3つです。

1. 免除は「中1の4月期」だけ……中1の途中からの入会や中2以降は、指定校生でも選抜試験を受けます 2. 免除されるのは「入口」だけ……入会後のクラス分け・進級は、指定校かどうかに関係なく全員同じ基準で行われます 3. 指定校以外も入会できる……入会選抜試験に合格すれば、どの学校の生徒でも入会可能です

つまり指定校制度は「その学校の合格実績=オープンコース水準の学力証明」とみなす、入口の手続き簡略化の仕組みです。

指定校一覧(2026年時点・公開情報ベース)

鉄緑会は指定校の一覧を公式サイトで常時公開していません(入会案内・説明会等で告知される運用です)。そのため以下は、2026年1月時点の公開情報(在籍生徒数の公表資料・複数の追跡情報)に基づく一覧です。入学・入会を検討する際は、必ず鉄緑会の最新の入会案内でご確認ください。

東京校の指定校とされる学校(15校・2026年時点)

分類学校
男子校開成、麻布、駒場東邦、海城、早稲田、聖光学院、栄光学園
女子校桜蔭、女子学院、雙葉、豊島岡女子学園
共学・国立筑波大学附属駒場、筑波大学附属、渋谷教育学園幕張、渋谷教育学園渋谷

なお、後述する東進スーパーエリートコースの指定17校に含まれる浅野・武蔵は、2026年1月時点の公開情報では鉄緑会の指定校一覧に含まれていません(この2校の扱いが、両者の一覧の主な差分です)。

大阪校には関西の最難関校を中心とした別の指定校制度があります(東京校とは一覧が異なります。大阪校の入会案内でご確認ください)。

なお、鉄緑会の公式案内には在籍生徒数の多い学校として開成・麻布・海城・駒場東邦・筑波大附属・豊島岡・渋谷幕張・雙葉・早稲田などが挙げられており、指定校と在籍層がほぼ重なっていることが読み取れます。

指定校は入れ替わる——「基準」は非公表

指定校の顔ぶれは固定ではなく、年度によって追加・除外が行われてきたことが知られています。ただし、選定基準を鉄緑会は公表していません。一般には東大合格実績や在籍生徒の成績動向が反映されていると言われますが、これは推測の域を出ないため、本記事では断定しません。

保護者として実務的に重要なのは次の2点だけです。

  • 進学予定校が今年度の指定校かどうかは、説明会・入会案内で最新情報を確認する
  • 指定校でなくても、入会選抜試験というルートが常にある

東進「スーパーエリートコース」の指定17校との比較

選抜制の英才コースという意味では、東進のスーパーエリートコース(新中1対象・数学中心)にも「指定中学」の仕組みがあります。公式サイトによれば、こちらは開成・筑波大駒場・聖光学院・栄光学園・麻布・桜蔭・駒場東邦・渋谷教育学園幕張・渋谷教育学園渋谷・浅野・海城・早稲田・豊島岡女子学園・筑波大学附属・女子学院・武蔵・雙葉の17校です。

両者はほぼ重なりますが、役割が異なります。鉄緑会の指定校は「試験免除」の資格であるのに対し、東進の指定17校は「選抜試験の出願資格」に関わる位置づけです(=指定校でも選抜試験は必須)。制度の詳細は「東進スーパーエリートコースとは」で解説しています。

指定校ではない場合の考え方

進学先が指定校でなくても、悲観する必要はまったくありません。

1. 入会選抜試験で入る……試験は年間を通じて複数回。詳しい受け方は入塾テスト解説記事へ 2. 学校のカリキュラムを主軸にする……中高一貫校の検定外教材(体系数学・ニュートレジャー等)は、それ自体が先取りカリキュラムです。学校を確実に回すことが大学受験の土台になります 3. 「そもそも鉄緑会が合うか」を先に考える……大量の週次課題を6年間回し切るスタイルには向き不向きがあり、指定校生でも「ついていけない」と感じるケースは珍しくありません。塾は手段であって目的ではない、が私たちの立場です

まとめ

  • 指定校=中1の4月期に限り入会選抜試験が免除される学校。入会後の扱いは全員同じ
  • 2026年時点の公開情報では首都圏最難関15校。ただし一覧は公式が常時公開しておらず、年度により見直されるため、最新は入会案内で確認
  • 指定校でなくても選抜試験で入会可能。さらに言えば、鉄緑会だけが東大・医学部へのルートではない

進学先のカリキュラムに合わせた6年間の設計を

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