共通テスト国語の時間配分【新課程90分】現代文・古文・漢文の解く順番

共通テストの国語は「時間との勝負」と言われる科目です。2025年からの新課程では試験時間が90分に延長され、大問も1つ増えました。時間が増えた分だけ読む文章も増えているため、大問ごとの時間配分と解く順番を決めておくことが高得点の前提になります。このページでは、新課程90分の構成に沿って分単位の目安を示します。

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目次

共通テスト国語の新しい構成(2025年〜)

まず、新課程での変更点を押さえましょう。以下は大学入試センターの公表情報および各予備校の分析にもとづく構成です(配点は年度により調整される可能性があるため、最新は一次情報で確認してください)。

大問内容分類配点の目安
第1問論理的な文章(評論)近代以降の文章45点
第2問文学的な文章(小説)近代以降の文章45点
第3問実用的な文章(新設)近代以降の文章20点
第4問古文古典45点
第5問漢文古典45点
  • 試験時間:90分(従来の80分から10分延長)
  • 配点:200点(近代以降の文章=110点/古典=90点)
  • 第3問「実用的な文章」が新設され、図表・資料・複数テキストを読み取る問題が加わりました。

「試験時間が10分増えたぶん余裕ができた」と考えるのは危険です。大問が1つ増えたため、実質的な忙しさは変わらないというのが多くの受験生の実感です。だからこそ配分の設計が効いてきます。

共通テスト国語の時間配分【大問別】

下表は90分を解き切るための目安配分です。新設の第3問(実用文)は設問数の割に短時間で処理し、配点の大きい評論・小説・古文・漢文に時間を厚く配分するのが基本です。

大問内容時間配分累計
第1問評論20分20分
第2問小説18分38分
第3問実用的な文章10分48分
第4問古文18分66分
第5問漢文15分81分
見直しマーク確認・保留問題9分90分

※配点・設問数は年度で変動します。上表は「型」として使い、共通テスト過去問や模試で自分の得意・不得意にあわせて調整してください。

解く順番のおすすめ

国語は必ずしも第1問から解く必要はありません。時間切れで失点を防ぐには、確実に得点できる大問を先に固めるのが定石です。代表的な戦略は次の2つです。

  • 古典(古文・漢文)から先に解く:漢文・古文は現代文より短時間で満点を狙いやすいため、頭がフレッシュなうちに先取りして得点を確定させます。「第5問(漢文)→第4問(古文)→第1問→第2問→第3問」の順で解く受験生が多いのはこのためです。
  • 配点の低い第3問(実用文)を後回しにする:20点と配点が相対的に低いため、評論・小説・古典を確保してから残り時間で処理する方法もあります。

どちらが合うかは人によって違います。模試や過去問で複数の順番を試し、総合点が最も高くなる順番を本番用に固定しておきましょう。

時間切れを防ぐコツ

  • 設問・リード文を先に読む:何を問われるかを把握してから本文に入ると、探し読みができて速くなります。
  • 1問に沈まない:目安時間を超えたら保留マークを付けて先へ進み、見直し時間で戻ります。
  • 古文・漢文は知識で即答:単語・句法・敬語など、知っていれば一瞬で解ける問題を落とさないことが時短に直結します。

目標点と次のステップ

国語は年度による難易度の振れが大きい科目です。目標ラインを決めるときは共通テスト 科目別平均点まとめで過去の平均点の推移を確認しておくと、現実的な目標が立てられます。当日2日間のスケジュール全体は共通テスト 時間割まとめで、同じく分量が多い英語のペース配分は共通テスト英語の時間配分であわせて確認しておきましょう。


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