英語は、短い文をつなぐことばと、名詞を後ろから説明することばを覚えると、一気に長い文が読めるようになります。その中心が接続詞と関係詞(関係代名詞)です。
この記事では、接続詞(and/but/because)と関係詞入門として、and・but・so から、時の when・条件の if、仮定法、関係代名詞 who/which までを、早見表と例文でわかりやすく整理します。
✅ この記事でわかること
- 接続詞・関係詞の全体像(早見表)
- and / but / or / so / because で2つの文をつなぐ方法
- when・if の節、そして仮定法の作り方
- 名詞を説明する関係代名詞(who / which / that)と省略のルール
接続詞・関係詞の早見表(全体像)
この単元で扱う「つなぐ・説明する」ことばを、まず一覧でつかみましょう。
| 項目 | 役割 | 代表語 | 例 |
|---|---|---|---|
| 等位接続詞 | 文と文を対等につなぐ | and / but / or | It’s a nice car, but it was too expensive. |
| 原因・結果 | 理由と結果をつなぐ | because / so | It was noisy, so I closed the door. |
| 時の節 | 「〜するとき」を表す | when / before / while / after | When I woke up, it was raining. |
| 条件の節 | 「もし〜なら」を表す | if | If we leave now, we’ll be on time. |
| 仮定法 | 事実に反する仮定 | if + 過去形, would | If I knew his number, I’d call him. |
| 関係代名詞 | 名詞を後ろから説明する | who / which / that | a person who cooks food |
以下、それぞれ詳しく見ていきます。
and / but / or / so / because|2つの文をつなぐ接続詞
2つの文をつないで1つの文にすることばを接続詞といいます。まずは基本の5語です。
| 接続詞 | 意味 |
|---|---|
| and | そして(並列) |
| but | しかし(対比) |
| or | または(選択) |
| because | なぜなら(原因) |
| so | だから(結果) |
(1) It’s a nice car, but it was too expensive.(いい車だが、高すぎた。)
because(原因)と so(結果)は、原因と結果の向きが逆になります。同じ内容でも、どちらの語を使うかで文の組み立てが変わります。
(2) It was very noisy, so I closed the door.(とてもうるさかったのでドアを閉めた。)
(3) I closed the door because it was very noisy.(とてもうるさかったのでドアを閉めた。)
when・before・while・after|時を表す節
when(〜するとき)などの接続詞は、後ろに文(S+V)を取り、「時」を表すまとまり(副詞節)を作ります。when 節は文の前にも後ろにも置け、文頭に置くときは節の間にコンマを打ちます。
(4) When I woke up, it was raining.(目が覚めたとき、雨が降っていた。)
(5) It was snowing when I left home.(私が家を出たとき、雪が降っていた。)
before(〜する前に)・while(〜する間に)・after(〜した後に)も、同じく時の節を作ります。
(6) While I was walking to school, it began to snow.(学校へ歩いている間に雪が降り出した。)
if|条件を表す節と、if と when の違い
if(もし〜ならば)は条件を表す接続詞です。when と同じく、文頭ではコンマを打ちます。
(7) If we leave now, we’ll be on time.(今出発すれば、間に合う。)
(8) You’ll catch a cold if you don’t wear a coat.(コートを着ないと風邪をひくよ。)
if と when は似ていますが、起こる確実さが違います。
| 接続詞 | ニュアンス |
|---|---|
| if | 起こるか不確実(もし〜なら) |
| when | 起こるのが確実(〜するとき) |
(9) When the rain stops, we’ll go out.(雨がやんだら、出かける。=やむのは確実)
(10) If it rains, we’ll stay home.(もし雨が降ったら、家にいる。=降るかは不確実)
仮定法|「もし〜だったら…なのに」
事実に反することを「もし〜だったら…なのに」と仮定して述べる文法を仮定法といいます。現在の事実に反する仮定では、if 節で過去形を使います。
形は〈If + 主語 + 過去形, 主語 + would / could / might + 原形〉。過去形でも意味は現在である点に注意しましょう。
(11) If she had the chance, she would travel the world.(もし機会があれば、彼女は世界中を旅するのに。=実際はない)
(12) If I knew his number, I‘d call him.(彼の番号を知っていたら電話するのに。=実際は知らない)
(13) If we had a garden, we could grow vegetables.(庭があれば野菜を育てられるのに。)
仮定法の if 節では、be 動詞は主語に関係なく were を使うのが原則です(口語では was も可)。
(14) I wouldn’t worry if I were you.(私があなたなら、心配しない。)
起こりうる条件は現在形、ありえない仮定は過去形と、使い分けます。
(15) If I have money, I’ll buy it.(可能性あり)/ If I had money, I’d buy it.(可能性ゼロ)
関係代名詞(主格)who / which|名詞を後ろから説明
2つの文をつなぎ、名詞をうしろから説明するのが関係代名詞(who / which / that)です。説明される名詞を先行詞といいます。
先行詞が人のときは who(または that)。前の文の主語を who に置きかえます。
(16) I met a man who can play five instruments.(私は5つの楽器を演奏できる男性に会った。)
(17) A chef is a person who cooks food.(シェフとは料理を作る人のことだ。)
先行詞がもののときは which(または that)を使います。
(18) Ben was wearing shoes which were too big for him.(ベンは大きすぎる靴を履いていた。)
(19) A clock is a machine which shows the time.(時計とは時間を示す機械だ。)
関係代名詞(目的格)|省略できる that
関係代名詞が、説明する節の中で目的語の役割をするとき、その関係代名詞は省略できます。これが目的格の関係代名詞です。
(20) The suitcase (that) he is pulling is very heavy.(彼が引いているスーツケースはとても重い。)
(21) What is Tom going to do with the money (that) he saved?(トムは貯めたお金をどうするつもり?)
動詞のあとに前置詞(to / at / about など)が続く場合、前置詞は文末に残り、関係代名詞は省略できます。
(22) Do you know the man Sara is talking to?(サラが話している男性を知ってる?)
(23) The school we went to was near the station.(私たちが通った学校は駅の近くだった。)
(24) These are the photos I told you about.(これらが、君に話した写真だ。)
つまずきポイント:時・条件の副詞節は未来でも現在形
when や if が作る時・条件の副詞節の中では、未来のことでも will を使わず現在形で表します。ここは入試でも頻出です。
(25) When I finish work, I’ll call you.(仕事が終わったら、電話するよ。)
✕ When I will finish work …
「終わる」のは未来のことですが、when 節の中は現在形 finish のまま。主節(I’ll call you)には will が残る、という組み合わせがポイントです。
ミニ確認問題
問題(クリックで解答)
- I was tired,( because / so / but )I went to bed.
- She stayed home( because / so / but )she was sick.
- I’ll call you when I( arrive ).
4.( If / When )it( rain ), we’ll stay home.(降るかは不確実)
- If I( be )rich, I would travel the world.(仮定法)
- The man( who / which )lives next door is a doctor.
- 2文を関係代名詞(省略可)でつなぐ:This is the book. I bought it yesterday.
解答
- so / 2. because / 3. arrive(時の節は未来でも現在形)/ 4. If, rains / 5. were(仮定法の be は were)/ 6. who(先行詞が人)/ 7. This is the book (that) I bought yesterday.
まとめ
- 2つの文をつなぐ基本は and / but / or と、原因の because・結果の so
- when・if などが作る時・条件の副詞節は、未来でも現在形(will を使わない)
- 仮定法は〈If + 過去形, would + 原形〉で「もし〜だったら…なのに」。be 動詞は were
- 名詞を後ろから説明するのが関係代名詞。人は who、ものは which、目的格は省略できる
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