首都圏の難関医学部4校——東京科学大学(旧・東京医科歯科大学)・千葉大学・横浜市立大学・慶應義塾大学の2025年度(令和7年度)入試問題を、英語・数学・理科の全科目・全ページ精読しました。
この記事では、実際に問題冊子を読んで確認できた事実の一部を紹介します。大学別・科目別の詳しい出題内容と、試験時間・配点・倍率をまとめた「総合レポート」は無料で進呈しています(記事末尾よりご請求ください)。
目次
実際に問題冊子を読んで確認できたこと
1. 理科に使える時間が、大学で大きく違う
同じ「理科2科目」でも、1科目あたりにかけられる時間は大学で異なります(いずれも2025年度・公式の試験時間)。
| 東京科学大 | 千葉大 | 横浜市立大 | 慶應医 | |
|---|---|---|---|---|
| 理科(2科目合計) | 120分 | 100分 | 180分 | 120分 |
| 理科1科目あたり | 60分 | 50分 | 90分 | 60分 |
横浜市立大学は1科目あたり90分、千葉大学は50分で、その差は1.8倍です。千葉大学の募集要項には「1科目50分相当の問題が出題されます」と明記されています。
2. 「記述式」の大学と「答えのみ」の大学がある
- 千葉大学の数学は全問記述で、証明が多く出題されます(医学部が解答する範囲では、13小問中7問が証明)。
- 慶應義塾大学の数学は空欄補充が中心で、空欄は計54個。
- 千葉大学の物理は「特に指示がない限り結果のみを解答用紙に記入」と冊子に明記されています。
同じ「数学」「物理」でも、答案の作り方がまったく異なります。
3. 英語の出題形式が大学ごとに違う
- 東京科学大学:約2,000語の英文を日本語400字以内に要約する設問(キーワード指定あり)。
- 慶應義塾大学:100語程度の自由英作文。長文2本に和文英訳・英文和訳を伴う。
- 千葉大学:英語の民話の空所に、指定語を原形のまま使い、語数を守って書き入れる形式。
- 横浜市立大学:記号選択がなく、全問が記述。
4. 医学・生命科学に関わるテーマの出題
理科では、医療・生命科学に関わる題材が見られます。たとえば東京科学大学の生物では遺伝性ミトコンドリア病、慶應義塾大学の物理では心臓周囲の磁場の計測が題材になっています。
無料「総合レポート」でわかること(A4・全6ページ/2025年度版)
この記事で紹介したのは、確認できた事実のごく一部です。総合レポート(A4・全6ページ)には、首都圏トップ4医学部の入試問題について、次の内容を事実ベースでまとめています。
- 科目別の出題一覧(英語・数学・物理・化学・生物/4校横並び) ── 科目ごとに、大問数・試験時間・解答方式(記述か答えのみか)・長文の題材と語数・英作文や和訳の有無・論述の字数・描図の有無などを一覧で比較できます。
- 大学別・科目別の詳細 ── 東京科学大・千葉・横浜市立・慶應のそれぞれについて、5科目の具体的な出題内容(融合された分野、扱われた題材、医学部が解答する問題範囲の指定など)を記載しています。
- 試験時間(公式) ── 英語・数学・理科の科目別試験時間と、理科1科目あたりの時間(4校比較)。
- 二次配点・共通テスト比率(公式) ── 各科目の配点、二次合計、共通テストの配点、二次:共通テストの比率。
- 募集人員・倍率・難易度の目安 ── 募集人員、志願倍率・実質倍率、河合塾ボーダー偏差値、共通テストボーダー得点率。
- 調査方法と出典 ── 2025年度の問題冊子をどのように精読したか、公式資料・外部データの出典。
いずれも2025年度入試の問題冊子の精読と公式資料に基づく事実で、優劣や向き不向きの評価は加えていません。志望校・併願校の過去問がどのような出題かを、実際に解いた目線で確認する材料としてお使いください。
※本レポートは2025年度(令和7年度)入試の1年分の分析です。傾向は年度により変わり得ます。
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