【2026年最新】全国82医学部の入試情報まとめ|偏差値・定員・学費一覧(国公立・私立)

医学部医学科を置く大学は、全国に82校(国立42校・公立8校・私立31校・防衛医科大学校)あります。同じ「医学部」でも、学費は約350万円から4,000万円超まで、入試科目も「共通テスト重視」から「学科試験なし」まで大学ごとに大きく異なります。

このページでは、全82校の偏差値・募集定員・学費を地域別に一覧化し、各大学の詳細ページ(配点・倍率・日程・対策)へつなぎます。志望校選びの出発点としてご活用ください。

全国の医学部は82校

区分校数6年間学費の目安特徴
国立大学42校約350万円共通テスト+2次試験。学費が安く全国的に高倍率
公立大学8校約350万〜450万円地元出身者の優遇(地域枠・減額)がある大学も
私立大学31校約1,900万〜4,700万円入試方式が多彩。学費と難易度はおおむね逆相関
防衛医科大学校1校無料(手当支給)卒業後の任官義務あり。入試は秋実施

医学部入試の全体像として、国公立は「共通テスト5〜6教科+2次試験(英数理+面接)」、私立は「英数理3教科+小論文・面接」が基本形です。近年は地域枠・総合型選抜の拡大により、一般選抜以外のルートも広がっています。

地域別・医学部一覧(全82校)

偏差値は河合塾ボーダー偏差値(一般選抜・主要方式)、定員・学費は直近年度の公表値の目安です。大学名をタップすると、配点・倍率・日程・対策をまとめた詳細ページが開きます。

北海道・東北(10校)

大学名区分所在地募集人員偏差値6年間学費
東北大学国立宮城県前期78名ほか(2026年度)67.5約350万円
山形大学国立山形県約113名(2026年度)62.5約350万円
秋田大学国立秋田県前期45名ほか(2026年度)62.5約350万円
弘前大学国立青森県約110名(2026年度)62.5約350万円
北海道大学国立北海道約90名(前期85+総合型5・2026年度)65.0約350万円
旭川医科大学国立北海道前期48名ほか(2026年度)62.5約350万円
福島県立医科大学公立福島県前期一般45・地域枠25ほか(2026年度)62.5約350万円
札幌医科大学公立北海道前期75名程度(2026年度)62.5約350万円
岩手医科大学私立岩手県一般・共テ利用・推薦(地域枠含む)62.5約3,400万円
東北医科薬科大学私立宮城県100名(2026年度)65.0約3,400万円

関東(25校)

大学名区分所在地募集人員偏差値6年間学費
筑波大学国立茨城県124(一般・地域枠・推薦等の合計・2026年度)65.0約350万円
群馬大学国立群馬県73(前期一般65+地域医療枠8・2026年度)65.0約350万円
千葉大学国立千葉県約117(前期85+推薦・地域枠等・2026年度)67.5約350万円
東京大学国立東京都理科三類97(進振りで医学科へ・2026年度)72.5約415万円
東京科学大学国立東京都約101(前期69+後期10+推薦等・2026年度)72.5約350万円
横浜市立大学公立神奈川県93(一般枠60・地域医療枠25・指定診療科枠8・2026年度)67.5約350〜360万円(市内/市外で入学料が異なる)
防衛医科大学校省庁大学校埼玉県約85(2026年度)67.5無料(学生手当支給)
埼玉医科大学私立埼玉県一般前期60・後期20ほか(2026年度)62.5約3,700万円
北里大学私立神奈川県一般63・共テ利用5・推薦38(2026年度)63.8約3,890万円
聖マリアンナ医科大学私立神奈川県一般前期75・後期10・共テ利用5(2026年度)62.5約3,515万円
東海大学私立神奈川県一般60・共テ利用・神奈川県地域枠(2026年度)65.0約3,550万円
国際医療福祉大学私立千葉県140(一般105・留学生20含む・2026年度)67.5約1,850万円
杏林大学私立東京都一般79ほか(2026年度・各方式合計)65.0約3,774万円
慶應義塾大学私立東京都一般66ほか(栃木県地域枠含む・2026年度)72.5約2,227万円
順天堂大学私立東京都一般A方式64ほか(2026年度・各方式合計)70.0約2,080万円
昭和医科大学私立東京都110(一般Ⅰ期83・Ⅱ期18ほか・2026年度)65.0約2,700万円
帝京大学私立東京都一般86(地域枠含む)・共テ利用8(2026年度)65.0約3,937万円
東京慈恵会医科大学私立東京都一般105(2026年度)70.0約2,250万円
東京医科大学私立東京都一般65・共テ利用8以内・推薦約50以内(2027年度)65.0約2,940万円
東京女子医科大学私立東京都一般約72・推薦約38(2026年度/女子のみ)61.5約4,621万円
東邦大学私立東京都一般約70(2027年度)ほか総合入試・推薦67.5約2,580万円
日本大学私立東京都N方式1期80・2期15(2026年度)65.0約3,310万円
日本医科大学私立東京都一般前期76・後期33・グローバル10(2026年度)70.0約2,200万円
自治医科大学私立栃木県123(全都道府県2〜3名・2026年度)67.5実質無償(修学資金貸与)
獨協医科大学私立栃木県約120(2026年度・各方式合計)62.5約3,660万円

甲信越・北陸(7校)

大学名区分所在地募集人員偏差値6年間学費
山梨大学国立山梨県約105(後期90+推薦Ⅱ15・2026年度)67.5約350万円
新潟大学国立新潟県140名(前期80・推薦一般20・地域枠40・2026年度)65.0約349万円
金沢大学国立石川県約112名(2026年度)65.0約349万円
信州大学国立長野県120名(2026年度)65.0約349万円
富山大学国立富山県105名(2026年度)62.5約349万円
福井大学国立福井県110名(2026年度)62.5約349万円
金沢医科大学私立石川県約111名(全方式合計・2026年度)62.5約3,950万円

東海(7校)

大学名区分所在地募集人員偏差値6年間学費
名古屋大学国立愛知県108(前期一般86・地域枠5・後期5・推薦12/2026年度)67.5約350万円
岐阜大学国立岐阜県110名(2026年度)65.0約349万円
三重大学国立三重県125(前期75・後期10・推薦40/2026年度)65.0約350万円
浜松医科大学国立静岡県115名(2026年度)65.0約349万円
名古屋市立大学公立愛知県97(前期60・推薦系37/2026年度)65.0約350万円
愛知医科大学私立愛知県一般・共テ利用・推薦(地域枠含む)62.5約3,420万円
藤田医科大学私立愛知県120(一般90・ふじた未来12・地域枠7・共テ利用12/2026年度)65.0約2,152万円(2026年度入学者より約30%減)

近畿(12校)

大学名区分所在地募集人員偏差値6年間学費
京都大学国立京都府108(前期103・特色入試5/2026年度)72.5約350万円
滋賀医科大学国立滋賀県95(前期60・推薦35/2026年度)65.0約350万円
大阪大学国立大阪府98(前期93・推薦5/2026年度)70.0約350万円
神戸大学国立兵庫県113(前期93・総合型10・地域特別枠10/2026年度)67.5約350万円
京都府立医科大学公立京都府約105(前期93・推薦系約12/2026年度)65.0約350万円
大阪公立大学公立大阪府約93(前期一般75ほか/2026年度)67.5約350万円(大阪府の授業料支援制度あり)
奈良県立医科大学公立奈良県前期・後期・推薦の合計約113(2026年度)70.0(後期)約350万円
和歌山県立医科大学公立和歌山県一般枠61・県民医療枠A 10ほか(2026年度)62.5約350〜390万円
大阪医科薬科大学私立大阪府一般前期66・一般後期15ほか(2026年度)67.52,841万円
関西医科大学私立大阪府一般前期・後期・共テ利用ほか(2026年度)70.02,100万円
近畿大学私立大阪府一般前期55・後期5・地域枠ほか(2026年度)63.03,580万円
兵庫医科大学私立兵庫県入学定員112(2026年度・108から4名増員)62.5約3,700万円

中国・四国(10校)

大学名区分所在地募集人員偏差値6年間学費
愛媛大学国立愛媛県約110名(前期55名ほか・2026年度)65.0約350万円
岡山大学国立岡山県約105名(前期95名ほか・2026年度)65.0約350万円
広島大学国立広島県約118名(前期90名ほか・2026年度)67.5約350万円
香川大学国立香川県約109名(前期79名ほか・2026年度)62.5〜65.0約350万円
高知大学国立高知県約110名(前期50名ほか・2026年度)62.5〜65.0約350万円
山口大学国立山口県約110名(前期55名ほか・2026年度)65.0約350万円
鳥取大学国立鳥取県約105名(各方式合計・2026年度)62.5約350万円
島根大学国立島根県約102名(各方式合計・2026年度)62.5〜65.0約350万円
徳島大学国立徳島県約114名(各方式合計・2026年度)62.5約350万円
川崎医科大学私立岡山県126名(各方式合計・2026年度)60.0約4,550万円(全国最高水準)

九州・沖縄(11校)

大学名区分所在地募集人員偏差値6年間学費
琉球大学国立沖縄県前期70・後期25(2026年度)62.5約350万円
宮崎大学国立宮崎県前期45・後期15(2026年度)62.5約350万円
熊本大学国立熊本県86(一般前期・2026年度)65.0約350万円
佐賀大学国立佐賀県前期51・後期4(2026年度)62.5約350万円
鹿児島大学国立鹿児島県前期69・後期19(2026年度)62.5約350万円
大分大学国立大分県65(一般枠55+地元枠10・2026年度)62.5約350万円
長崎大学国立長崎県66(一般前期・2026年度)65.0約350万円
九州大学国立福岡県105(一般前期・2026年度)67.5約350万円
産業医科大学私立福岡県105(A方式約60ほか・2026年度)65.0約3,075万円(修学資金貸与で実質約1,130万円)
久留米大学私立福岡県約75(一般前期・2026年度)62.5約3,638万円
福岡大学私立福岡県60(系統別)+共テ利用10(2026年度)62.5約3,774万円

国公立医学部と私立医学部の違い

項目国公立私立
6年間学費約350万円約1,900万〜4,700万円
共通テスト原則必須(5〜6教科)不要(共テ利用方式を除く)
2次・個別試験英・数・理2科目+面接が基本英・数・理2科目+小論文・面接が基本
受験機会前期・後期の最大2回併願で複数回受験可能
難易度の傾向全校が高水準で地域差は小さい学費が安い大学ほど難化する傾向

国公立は共通テストの出来がボーダーを大きく左右します。私立は大学ごとの出題傾向の差が大きく、過去問との相性・日程の組み方が合否を分けます。

医学部入試の主な選抜方式

  • 一般選抜(前期・後期): 最も募集人員が多い主戦場。国公立の後期は実施校が少なく高倍率。
  • 共通テスト利用(私立): 共テの得点だけ(+面接等)で合否判定。国公立志望者の併願に使われ、ボーダーは85〜90%と高い。
  • 学校推薦型選抜: 評定平均や現役・地元などの条件付き。一般より低い倍率で受けられる場合がある。
  • 総合型選抜: 面接・小論文・課題等で多面的に評価。実施校は限られる。
  • 地域枠: 卒業後に指定地域で一定期間勤務することを条件に、募集枠・奨学金を設ける制度。国公立を中心にほぼ全国で拡大中。
  • 学士編入: 大学卒業者対象の編入試験。実施校・募集人員は少数。

偏差値・ボーダーの見方

一覧の偏差値は河合塾のボーダー偏差値(合格可能性50%)です。医学部は最も低い大学でも偏差値60超と、全学部の中で突出して高い水準に集中しています。国公立では共通テストのボーダー得点率(おおむね76〜90%)もあわせて確認してください。偏差値だけでなく「配点構造(共テ:2次の比率、科目ごとの重み)」との相性で選ぶことが、合格可能性を大きく変えます。

よくある質問

Q. 国公立と私立、どちらが受かりやすいですか?

学力の型によります。共通テストで安定して85%前後を取れるなら国公立、英数理の3教科に絞って鍛え抜けるなら私立が有利です。学費の制約がなければ併願が基本戦略です。

Q. 地域枠は一般枠より入りやすいですか?

倍率・ボーダーが一般枠より低い大学が多く、条件(出身地・卒業後の勤務地)を満たせるなら有力な選択肢です。ただし義務年限(多くは9年程度)があるため、キャリア設計とセットで検討してください。

Q. 学費の安い私立医学部はどこですか?

修学資金制度のある自治医科大学・産業医科大学を除くと、国際医療福祉大学・順天堂大学・日本医科大学などが私立では低額の部類です(それでも6年間で約1,900万〜2,200万円)。各大学の詳細ページで最新額を確認してください。

Q. 面接がない医学部はありますか?

現在、一般選抜を含めて面接なしで入学できる医学部はありません(東京大学理科三類も面接を実施)。面接の形式(個人・集団・MMI)は大学差が大きいので、詳細ページで確認してください。

まとめ

  • 医学部医学科は全国82校(国立42・公立8・私立31・防衛医科大学校)
  • 国公立は共テ5〜6教科+2次、私立は英数理3教科+小論文・面接が基本形
  • 学費は国公立約350万円、私立は約1,900万〜4,700万円と幅が大きい
  • 偏差値は全校60超。配点構造との相性で戦略的に志望校を選ぶことが重要
  • 地域枠・推薦・総合型など一般選抜以外のルートも拡大中

※本ページの入試情報は各大学の募集要項・公表資料等(2026年7月時点)に基づく目安です。出願の際は必ず大学公式の最新の募集要項をご確認ください。

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