東京科学大学(旧・東京医科歯科大学)・千葉大学・横浜市立大学・慶應義塾大学の4医学部について、2025年度(令和7年度)の化学の入試問題冊子を精読し、各校が実際にどう出題したかの事実を比較しました。難易度の判定や優劣の評価は行わず、確認できた事実のみを紹介します。
目次
実際に問題冊子を読んで確認できたこと
- 東京科学大学は大問3題で、フッ素とう蝕予防・PFAS規制、2024年パリ五輪のメダル、糖類と過ヨウ素酸酸化を題材とします。計算5問はすべて有効数字2桁指定で計算過程が必須です。
- 千葉大学は全4題で、医学部志望者は化学の全4題を解答します(多くの他学部は3題)。「計算過程も示し」を7問で指定し、論述は20字1問です。結晶格子・水素製鉄・構造決定を扱います。
- 横浜市立大学は大問3題で、無機の独立した大問がありません。中和滴定曲線のpHを文字式で導出し、¹⁸O標識実験、熱量計の外挿補正を含みます。文字式導出6問が中心です。
- 慶應義塾大学は大問3題で、電解ソーダ法や芳香族の構造決定に加え、1670年頃のメーオー(John Mayow)の空気の実験を現代の化学式・気体法則で扱う科学史の題材があります。
無料レポートでわかること(A4・全3ページ)
- 4校の化学の大問数・試験時間・解答方式(計算過程の明示、文字式導出、論述の別)
- 各校の出題分野(理論・無機・有機の配分)と、無機の独立出題の有無
- 各校の題材(フッ素・PFAS、水素製鉄、同位体標識実験、科学史など)
- 論述の字数指定の有無、有効数字の指定など、冊子から確認できた出題の事実
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