キムタツの東大英語リスニングの使い方|Basic・無印・Superの選び方

東大英語リスニング対策の教材として、灘校の木村達哉先生による「キムタツの東大英語リスニング」シリーズは長く定番の位置にあります。ただしレベル選択を誤ると効果が出ません

このページでは、シリーズの使い分けと、1冊を成果に変える回し方を整理します。

目次

シリーズのレベル差

位置づけこんな人に
Basic入門。速度・語彙ともに抑えめリスニングをこれから始める/共通テストでも苦戦する
無印(標準)東大本番相当共通テストで8割前後は取れる/東大形式に慣れたい
Super本番以上の負荷無印で安定して7割超/さらに余裕を作りたい

選び方の基準は「スクリプトを見れば9割わかるか」です。スクリプトを読んでも理解できない箇所が多い版を選ぶと、リスニングではなく読解の練習になってしまい、目的を外します。迷ったら1段階下を選んでください。

効果が出る使い方|1ユニット4周

やること目的
1周目本番同様に通しで解く。メモは本番と同じ条件で現状把握
2周目ディクテーション。書けなかった箇所に印穴の特定
3周目スクリプトを見て、印の箇所を音声変化のルール名で分類原因の言語化
4周目オーバーラッピング→シャドーイング自動化

2周目と3周目を飛ばす人が非常に多いのですが、ここが本体です。解いて答え合わせをするだけでは、なぜ聞こえなかったのかが分からないまま次に進むことになります。分類の枠組みは音声変化10種類のルールを使ってください。

よくある失敗

  • レベルを上げすぎる:Superをいきなり使い、聞き取れないまま音を流すだけになる
  • 1周で次のユニットへ進む:冊子を消化することが目的化し、穴が残ったまま蓄積する
  • 解説を読んで終わり:口を動かす工程(3〜4周目)が無いと音は作られない
  • 本番の時刻配分を再現しない:東大は放送が試験中盤。単体演習だけでは時間配分の練習にならない

【無料配布】リスニングのための発音ルール(A4・17ページ)

「スクリプトを読めばわかるのに音だと聞き取れない」——原因は単語力でも耳の良さでもなく、音が変形するルールを知らないだけです。そのパターンは10種類しかありません

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よくある質問

キムタツだけで東大リスニングは足ります か?

形式演習としては十分ですが、土台(音声変化のルール)と耐久力(長い音源を通して聞く訓練)は別途必要です。教材は形式に慣れるためのものと位置づけてください。

共通テスト対策にも使えますか?

Basicであれば使えます。ただし共通テストは後半が1回読みなので、1回で取り切る訓練は別途必要です(共通テストリスニング対策)。

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