この記事でわかること
・東京理科大の入試方式(A方式・B方式・共通テスト利用ほか)の違い
・B方式は学部で試験日が「日替わり」——学部別の試験日・合格発表日
・共通テスト後でも出願できるA方式2教科型という“救済枠”
東京理科大学は入試方式が多く、「どの方式で・いつ受けるのか」が分かりにくい大学です。まずは方式の全体像を早見表で押さえましょう。
確度について:B方式の試験日は前年実績に基づく参考値です。A方式の出願・発表を含め、正式な日程は東京理科大学の募集要項(例年11月上旬公開)で必ず最終確認してください。
結論:東京理科大の入試方式 早見表
| 方式 | 何で決まるか | 個別試験 | 出願の目安 |
|---|---|---|---|
| A方式 | 大学入学共通テストのみ | なし | 共テ前(3・4教科型)/共テ後も可(2教科型) |
| B方式 | 大学独自試験のみ | あり | 1月〜(学部で試験日が異なる) |
| C方式 | 共通テスト+大学独自試験 | あり | — |
| S方式・グローバル方式 | 一部学科の特別方式 | あり | — |
このうち、多くの受験生が使うのがB方式(独自試験)とA方式(共通テスト利用)です。順に見ていきます。
B方式(独自試験)は学部で試験日が「日替わり」
東京理科大のB方式は、学部・学科ごとに試験日が異なるのが特徴です。2027年度(試験日は前年実績ベースの参考値)は次のとおりです。
| 学部 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|
| 経営 | 2/2 | 2/19 |
| 創域理工〈前半〉・創域情報 | 2/3 | 2/20 |
| 先進工 | 2/4 | 2/19 |
| 理学部第一部 | 2/5 | 2/23 |
| 創域理工〈後半〉 | 2/6 | 2/20 |
| 薬 | 2/7 | 2/23 |
| 工 | 2/8 | 2/25 |
試験日が学部でバラけているため、複数学部を日程の被りなく併願しやすいのが利点です。一方で、他大学の入試と重なる日(例:2/7は青山学院 全学部や学習院 理コアなどと同日)もあるため、併願全体での日程管理が重要です。
A方式(共通テスト利用)は2つの型
A方式は個別試験がなく、共通テストの成績だけで合否が決まる方式です。2つの型があります。
- 3・4教科型:出願は共通テスト本番より前(〜1/15)、合格発表2/16。
- 2教科型:出願は〜2月9日、合格発表3月3日。共通テストの自己採点を見てから出願できるのが最大の利点です。
「共通テストの手応えが良かったら、A方式2教科型で1枚追加する」という使い方ができるため、取りこぼしの救済枠として覚えておくと役立ちます。共通テストのみで出せる私大理系は 私大理系「共通テスト利用」で出せる大学まとめ に一覧があります。
方式の選び方
私見ですが、東京理科大は方式を組み合わせると受験機会を増やせます。
- 本命はB方式(独自試験)で、志望学部の試験日に合わせて準備する。
- 共通テストで手応えがあれば、A方式(共通テスト利用)でも押さえる。とくに2教科型は共テ後に出せるので、B方式の結果を待ちながら追加できます。
- 学部併願をするなら、B方式の学部別の試験日(上表)を見て、日程が被らないように並べます。
併願全体の組み方は 理系の併願スケジュール完全ガイド を参照してください。
A方式(共通テスト利用)のボーダー得点率(2026年度)
学科別の予想ボーダー得点率です(河合塾)。数値はいずれも%。
| 学部 | 学科別ボーダー得点率 |
|---|---|
| 理学部第一部 | 数学83–85/物理84–86/化学82–83/応用数学79–81/応用化学81–83/科学コミュニケーション82–84 |
| 工学部 | 建築84–86/工業化学79–81/電気工82–84/情報工84–86/機械工83–85 |
| 創域理工学部 | 数理科学75–77/先端物理80–82/生命生物科学81–83/建築81–82/先端化学77–79/電気電子情報工79–81/機械航空宇宙工81–82/社会基盤工78–79 |
| 先進工学部 | 電子システム工82–83/マテリアル創成工80–82/生命システム工81–83/物理工82–84/機能デザイン工78–80 |
| 薬学部 | 薬80–82/生命創薬科学82–84 |
※出典:旺文社パスナビ掲載の河合塾予想ボーダー(合格可能性50%・2026年度)。実際の合格最低点とは別で、年度変動があります。
参考:共通テスト利用(A方式)の合格最低点(2025年度実績)
実際に合格した最低点です(点/満点)。上の予想ボーダーとは対象年度が1つ異なります。
| 学部 | 学科別 合格最低点(/700) |
|---|---|
| 理学部第一部 | 数学597/物理623/化学579/応用数学579/応用化学581 |
| 工学部 | 建築612/工業化学566/電気工598/情報工628/機械工608 |
| 薬学部 | 薬586/生命創薬科学606 |
創域理工・先進工の学科別最低点も公表されています(いずれも700点満点)。出典:旺文社パスナビ(2025年度入試結果)。
よくある質問(FAQ)
Q. 東京理科大のA方式とB方式の違いは?
A. A方式は共通テストのみ(個別試験なし)、B方式は大学独自試験です。C方式は共通テストと独自試験の併用です。
Q. B方式は学部で試験日が違いますか?
A. はい。経営2/2〜工2/8など、学部・学科で試験日が分かれます(前年実績ベース)。
Q. 共通テストの結果を見てから出せる方式はありますか?
A. A方式2教科型は出願が〜2/9のため、自己採点を見てから出願できます(合格発表3/3)。
Q. 合格発表はいつですか?
A. B方式は学部により2/19〜2/25、A方式は3・4教科型が2/16、2教科型が3/3です。
まとめ
- 東京理科大はA方式(共テ利用)・B方式(独自)・C方式(併用)ほかと方式が多彩。
- B方式は学部で試験日が日替わり(経営2/2〜工2/8)。学部併願の日程が組みやすい。
- A方式2教科型は共テ後でも出願可(〜2/9・発表3/3)で救済に使える。
方式が多いぶん、組み方次第で受験機会を増やせるのが東京理科大の特徴です。最適な方式の組み合わせは志望学部と共通テストの手応えで変わります。迷ったらお気軽にご相談ください。
東京理科大の方式選び、いちばん得な組み方に。
イエナアカデミーでは、志望学部と共通テストの手応えに合わせて、A方式・B方式の組み合わせ方まで無料でご相談いただけます。まずは学習相談・無料体験からどうぞ。 ▶ 無料体験・受験相談のお申し込みはこちら
