【2027】私大理系 共通テスト利用で出せる大学まとめ|出願は共テ前に締切

この記事でわかること

・個別試験なし・共通テストだけで出願できる私大理系の一覧(出願期間・合格発表日つき)

・最大の注意点「出願が共通テスト本番より前に締切る」ことと、その数少ない例外

・共通テスト利用を、体力を使わず滑り止めを固める形で賢く使う方法

共通テスト利用は、個別試験を受けずに、共通テストの点数だけで合否が決まる私立大学の入試方式です。理系にとっては「2月の受験ラッシュで体力を使わずに滑り止めを確保できる」大きな武器になります。

ただし、多くの大学で出願が共通テスト本番より前に締切るという盲点があります。ここを知らないと、出したくても出願期間が終わっていた、という事態になりかねません。まず、出せる大学の一覧から見ていきましょう。

確度について:本記事は2027年度の公表・確定値を中心にまとめています(立教は入試ガイドの集約値)。出願期間・合格発表日は変更されることがあるため、各大学の募集要項(例年11月上旬公開)で必ず最終確認してください。

目次

結論:共通テストのみで出せる私大理系【一覧】

個別試験なしで、共通テストの成績だけで出願できる主な私大理系は次のとおりです。出願はほとんどが1月上旬〜中旬(共通テスト本番より前)に締切ります。

大学対象(理系)方式・型出願期間合格発表
東京理科大理・工・創域理工・先進工・薬 ほか全学部A方式 3・4教科型1/7〜1/152/16
東京理科大同上A方式 2教科型 ※1/7〜2/93/3
上智理工共通テスト利用方式(3・4教科型)1/5〜1/142/15
中央理系(理工系)共テ利用選抜 単独・前期1/6〜1/152/13
中央理系(理工系)共テ利用選抜 単独・後期 ※3/1〜3/113/19頃
青山学院理工共通テスト利用1/6〜1/152/18
法政理工共テ利用 B方式1/7〜1/152/9
立教共通テスト利用入試1/6〜1/152/17
学習院共通テスト利用1/7〜1/152/17

(※印は共通テスト後でも出願できる方式。次章で解説します)

最大の注意:出願は「共通テスト本番より前」に締切る

上の表を見てわかるとおり、共通テスト利用の出願締切は、共通テスト本番(1/16・17)より前——おおむね1月5日〜15日に集中しています。

これは受験生が見落としがちな点です。「共通テストを受けて、自己採点の手応えを見てから、受かりそうな大学に出そう」という作戦は、基本的に使えません。共通テストを受ける前に、「どこに共テ利用で出すか」を決め、出願まで済ませておく必要があります。

ただし、共通テスト後でも出せる数少ない例外があります。

  • 東京理科大 A方式(2教科型):出願は〜2月9日、合格発表3月3日。
  • 中央大 共通テスト利用(後期):3月出願、3月中旬発表。

これらは自己採点を見てから出せるので、「共テの手応えが良かったときの追加の1枚」「取りこぼしの救済」として使えます。共テ利用を考えるなら、この2つは必ず頭に入れておきましょう。

共通テストのみでは出せない大学(要注意)

「共通テスト利用で早慶や難関国公立も押さえたい」と考える人もいますが、次の大学・学部は共通テストだけでは出願できません

  • 慶應義塾大学(薬・理工を含む全学部):そもそも共通テスト利用入試を実施していません(独自試験のみ)。
  • 早稲田大学 基幹・創造・先進理工:早稲田に共通テスト利用はありますが、理工3学部は対象外です。
  • 国公立大学(東大・東京科学大などの前期/後期):共通テストに加えて、必ず個別の2次試験があります。共テだけでは合否は決まりません。

つまり、早慶理工と難関国公立理系は「共テ利用でラクに押さえる」ことはできない、と理解しておいてください。

共通テスト利用の賢い使い方

私見ですが、共通テスト利用は「合格の本命」ではなく「体力と時間を節約する道具」として使うのが理系には効果的です。

  • 個別試験がないので、2月2日〜16日の受験ラッシュに“座らずに”合格を確保できます。移動・宿泊・当日の消耗を減らせるのは、連戦になる理系受験で大きな利点です。
  • 共通テストで手応えがある層は、安全校〜実力相応校を共テ利用で固め、個別試験の日程は第1志望群に集中させると、負担を抑えつつ合格の確度を上げられます。
  • 逆に共通テストが振るわなかった場合に備え、個別試験の併願(理系の併願スケジュールも並行して準備しておくと安心です。
  • 国公立志望なら、後期の受け皿(国公立「後期日程」がある理系学部まとめ)と合わせて考えると、受け皿が厚くなります。

よくある質問(FAQ)

Q. 共通テスト利用の出願はいつまでですか?

A. 多くの私大で共通テスト本番(1/16・17)より前、1月上旬〜中旬が締切です。自己採点後に出せる方式は限られます。

Q. 自己採点を見てから出願できますか?

A. 原則できません。例外は東京理科大A方式2教科型(〜2/9)と中央大の共テ利用後期(3月)です。

Q. 慶應や早稲田理工は共通テスト利用で出せますか?

A. 慶應は全学部で共通テスト利用がありません。早稲田も理工3学部は対象外です。

Q. 共通テスト利用に個別試験はありますか?

A. 単独方式は個別試験なし(共通テストの点数のみ)で合否が決まります。

まとめ

共通テスト利用は、理系の併願で「体力を残しながら滑り止めを固める」武器です。ただし使いこなすには次の3点が要です。

  • 出せる大学は東京理科大・上智・青山・法政・立教・学習院・中央など。出願は共テ本番より前(1/5〜15)に締切る。
  • 共テ後でも出せる例外は理科大A方式2教科型・中央後期
  • 慶應・早稲田理工・国公立は共テだけでは出せない

「共テ利用でどこを押さえ、個別受験をどこに集中させるか」は、目標点と併願全体の設計で変わります。迷ったら気軽にご相談ください。


共通テスト利用の出し方、間違えると1年を左右します。

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