【2026年度】私大理系 共通テスト利用のボーダー・合格最低点まとめ(7校)

この記事でわかること

・私大理系7校の「共通テスト利用」ボーダー得点率(何%取れば出せるか)

・実際の合格最低点(2025年度実績・公表校のみ)

・予想ボーダーと合格最低点の違い、出願先の決め方

「共通テストで何%取れれば、私大理系の共通テスト利用で受かるの?」——出願先を決めるうえで、いちばん気になるのがボーダーです。この記事では、共通テスト利用がある私大理系7校(東京理科大・上智・中央・青山学院・立教・法政・学習院)のボーダーを、学科別に一覧化しました。

確度について:本記事の「予想ボーダー得点率」は河合塾の共通テストリサーチ等に基づく2026年度の値、「合格最低点」は2025年度入試の実績で、対象年度が1つ異なります。いずれも河合塾/旺文社パスナビ掲載データによります。数値は年度で変動するため、出願時は各予備校の最新値でご確認ください。慶應・早稲田理工は共通テスト利用を実施していません。

目次

結論:7校のボーダー得点率(2026年度・予想)

まずは全体像です。共テ利用方式の予想ボーダー得点率(合格可能性50%ライン)のレンジです。

大学ボーダー得点率レンジ高めの学科(例)
東京理科大(A方式)75〜86%情報工・物理(84〜86%)
上智 理工83〜85%情報理工(85%)
中央 理系3学部82〜85%情報工(85%)
青山学院 理工77〜85%情報テクノロジー(85%)
立教 理74〜81%生命理学(81%)
法政 理工71〜76%経営システム工(76%)
学習院 理75〜77%化学・生命科学(77%)

傾向理科大・上智・中央・青山は80%台前半〜半ばと高め、立教・法政・学習院は70%台とやや現実的です。同じ大学でも、情報系・化学系の学科ほどボーダーが高くなる傾向があります。

大学別・学科別のボーダー得点率(2026年度・予想)

東京理科大(A方式=共通テスト利用)

学部学科別ボーダー得点率
理学部第一部数学83–85/物理84–86/化学82–83/応用数学79–81/応用化学81–83/科学コミュニケーション82–84
工学部建築84–86/工業化学79–81/電気工82–84/情報工84–86/機械工83–85
創域理工学部数理科学75–77/先端物理80–82/生命生物科学81–83/建築81–82/先端化学77–79/電気電子情報工79–81/機械航空宇宙工81–82/社会基盤工78–79
先進工学部電子システム工82–83/マテリアル創成工80–82/生命システム工81–83/物理工82–84/機能デザイン工78–80
薬学部薬80–82/生命創薬科学82–84

上智 理工(共通テスト利用方式 3・4教科型)

物質生命理工84/機能創造理工83/情報理工85(%)

中央 理系3学部(共通テスト利用 単独)

中央は2026年に理工学部を再編し、基幹理工・社会理工・先進理工の3学部になりました。

  • 基幹理工:物理83/応用化学84/生命科学84
  • 社会理工:都市環境84/ビジネスデータサイエンス83/人間総合理工82
  • 先進理工:精密機械工82/電気電子情報通信工83/情報工85

青山学院 理工(共通テスト利用 4科目型)

物理科学77/数理サイエンス79/化学・生命科学83/電気電子工79/機械創造工79/経営システム工82/情報テクノロジー85(%)

立教 理(共通テスト利用 4科目型/6科目型)

数学77/74・物理78/77・化学80/78・生命理学81/80(%)

法政 理工(共通テスト利用 B方式3教科/C方式6教科)

機械工72/71・電気電子工72/72・応用情報工74/74・経営システム工76/74・創生科学73/73(%)

学習院 理(共通テスト利用)

化学77・生命科学(4科目型77/6科目型75)。※物理・数学は共通テスト利用がなく、コア試験・プラス試験のみです。

実際の合格最低点(2025年度実績)

予想ボーダーは「合格可能性50%の目安」であって、実際に合格した最低点とは別です。合格最低点を公表しているのは、7校のうち東京理科大・青山学院・法政・学習院の4校(上智・中央・立教は非公表)。

東京理科大 A方式(/700)

  • 理学部第一部:数学597/物理623/化学579/応用数学579/応用化学581
  • 工学部:建築612/工業化学566/電気工598/情報工628/機械工608
  • 薬学部:薬586/生命創薬科学606

(創域理工・先進工の学科別最低点も公表されています)

青山学院 理工

物理科学467/600/数理サイエンス470/600/化学・生命科学514/600/電気電子工500/600/機械創造工490/600/経営システム工425/500/情報テクノロジー451/500

法政 理工

学科B方式(/500)C方式(/800)
機械工296.0609.0
電気電子工301.8601.0
応用情報工304.8609.2
経営システム工312.8643.4
創生科学297.8599.8

学習院 理(/800)

化学642.0/生命科学614.0

上智・中央・立教は、共通テスト利用の合格最低点を非公表としています。難易度の目安は、上の予想ボーダー得点率をご参照ください。

ボーダーの読み方・使い方

私見ですが、共通テスト利用の出願先を決めるときは、次の順で見るのが実践的です。

1. 予想ボーダー得点率で「距離」をつかむ:自分の共通テスト(見込み)得点率が、志望学科のボーダーに対してどのくらいかを見ます。ボーダー±2〜3%なら勝負圏です。 2. 合格最低点で「実際のライン」を確認:公表校(理科大・青山・法政・学習院)は、実際の最低点=合格の下限が分かります。予想ボーダーより手応えがつかみやすいので、併せて見ましょう。 3. 配点の重心を見る:理系は数学・理科の比重が大きい学科が多く、「英語で稼いで数学理科が弱い」と、得点率が同じでも不利になることがあります。志望学科の配点は募集要項で確認を。

目安MARCH・理科大クラスの共テ利用は、8割前後が一つのラインです。7割台で出せるのは法政・立教・学習院の一部など。共通テストの手応えに応じて、押さえる大学・学科を選びましょう。

出願のポイント(締切・出せる大学)

共通テスト利用は、多くが共通テスト本番より前(1月上旬〜中旬)に出願が締切ります。ボーダーを見て「出す・出さない」を決めるなら、共通テスト前に準備しておく必要があります。出せる大学の一覧・出願締切は、私大理系「共通テスト利用」で出せる大学まとめ にまとめています。理系全体の併願の組み方は 理系の併願スケジュール完全ガイド をご覧ください。

各大学の日程・方式・学科別の詳細は、それぞれの記事へ:東京理科大上智中央青山学院立教法政学習院

よくある質問(FAQ)

Q. 共通テスト利用は何%取れば受かりますか?

A. 学科によりますが、理科大・上智・中央・青山は概ね80%台前半〜半ば、立教・法政・学習院は70%台が目安です(2026年度の予想ボーダー)。

Q. 予想ボーダーと合格最低点はどう違いますか?

A. 予想ボーダーは「合格可能性50%の目安」、合格最低点は「実際に合格した最低の点数」です。本記事では前者を2026年度、後者を2025年度実績として併記しています。

Q. 共通テスト利用で早慶理工は出せますか?

A. 出せません。慶應は全学部で共通テスト利用がなく、早稲田も基幹・創造・先進理工は対象外です。

Q. 合格最低点が載っていない大学があるのはなぜ?

A. 上智・中央・立教は共通テスト利用の合格最低点を公表していないためです。予想ボーダーで難易度を判断してください。

まとめ

  • 私大理系7校の共テ利用ボーダーは、理科大・上智・中央・青山=80%台前半〜半ば、立教・法政・学習院=70%台が目安。
  • 実際の合格最低点は理科大・青山・法政・学習院が公表(上智・中央・立教は非公表)。
  • 予想ボーダー(距離)+合格最低点(実際のライン)の両方で出願先を判断するのが実践的。
  • 共テ利用は共テ本番より前に出願締切が多いので、ボーダーを踏まえた出願計画を早めに。

共通テストの目標点から「どこに共テ利用で出すか」を一緒に設計します。迷ったらお気軽にご相談ください。


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